福岡の穴場洋館カフェ!?見たことあるけど入ったことない『旧福岡県公会堂 貴賓館』

福岡の穴場洋館カフェ!?見たことあるけど入ったことない『旧福岡県公会堂 貴賓館』

見たことあるけど入ったことない?例の洋館

外観

天神に縁のある方なら一度は目にしたことがあるこの建物。

中にはいったことあるよ!という方は意外に少ない気がします。

この建築はは天神中央公園から橋を渡ってすぐのところにある、国指定重要文化財。

名前は『旧福岡県公会堂貴賓館』といいます。

古いけど新スポット!歴史感じるカフェ

この建築、実は最近修理を兼ねてリニューアルオープンしたのをご存知ですか?

東面のオープンカフェ

実は、2018年9月から新たにウッドデッキのオープンカフェが併設され、古くて新しい隠れたスポットになっています。文化財建造物ということもあって大きな看板等も出ておらず、残念ながら皆さん素通りしてしまいがち。

旧食堂

 

中の食堂でもコーヒーが頂けるので、暑い・寒い日や雨の日でも歴史を感じる洋館の中でお茶できます。このカフェに入るには展示スペースの入館料¥200がかかるのですが、その分コーヒーを割引してくれています。

他にも1階では企画展(入館料に含む)、2階ではクラシックドレスの着用体験(有料)などもやっているので、天神界隈で時間空いちゃったなーというときにおすすめです。

塔の外観

 

塔の内観

 

壁紙は今回の修復で、建築当初のものを再現したそうです。

2階西寝室壁紙
1階食堂壁紙

凝った壁紙がインテリアに馴染んでいるのは歴史建築ならではですね。

 

パビリオンだった貴賓館

もともと建築は、明治43年(1910年)に開催された第13回九州沖縄八県連合共進会という、産業振興を目的とした博覧会の来賓接待所として建てられました。

第13回九州沖縄八県連合共進会の会場全景:にしてつWebミュージアム(http://www.nishitetsu.co.jp/museum/index2.html)より引用

江戸時代は城下町で、明治には行政の中心地であった天神の街は、この共進会をきっかけに鉄道の整備や開発が行われました。現在の商業中心地としての天神はこの共進会をきっかけに発展したものだったんですね。

設計を担当したのは建築家・三條栄三郎。当時、福岡県のお抱え建築家として様々な公共施設を建て、福岡県の建築史上では「三條時代」という呼び名があるほど。

現存するものでは福岡県立福岡高校本館も三條栄三郎の設計です。

福岡県立福岡高校:同HP(http://fukuoka.fku.ed.jp/Default1.aspx)より

三條は他にも筥崎宮や太宰府天満宮の修繕にも携わるなど、幅広い活躍を見せ、福岡県内の建築を語る上で、外せない存在になっています。

福岡の近代を感じるカフェで優雅な時間を

外観2

天神の発展のきっかけとなった共進会、福岡の近代建築の礎となった三條など、この街の発展と歴史に思いを馳せる。

洋館カフェで優雅なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか!

 

紹介した建築

■名称:旧福岡県公会堂貴賓館

■住所:福岡県福岡市中央区西中洲6-29

■アクセス:福岡市営地下鉄空港線「天神駅」下車(徒歩8分)

西鉄大牟田線「天神駅」下車(徒歩5分)

■営業時間:9:00-18:00(月曜休業)

■建築HP:http://www.fukuokaken-kihinkan.jp